2022年07月10日
地口絵の写真展が始まりました
みなさん、こんにちは。
例年になく早い梅雨明けで、毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
けやき館では本日10日(日)から、写真展「笑いの原点 地口絵を楽しむ ~多摩の地口行灯~」が始まりました。会期は17日(日)までの約一週間で、短い期間での展示となっています。
写真を撮影されたのは、はむら自然友の会代表で羽村市郷土博物館登録郷土研究員の岡﨑学さんです。本日は展示初日ということで、岡﨑さんご自身が、けやき館にいらしてくださいました。
「地口」とは、よく似た発音や言いまわしの言葉遊びで、江戸の文化を今に伝える笑いの原点の一つです。内容は、単なるダジャレや語呂合わせの類から、ユーモアたっぷりのもの、さらに古典や歴史などの知識を必要とするものまであります。
この地口は「焼酎みまい」、元句は「暑中見舞い」です。地口絵では、飲兵衛(?)の男が焼酎を見ないようにしていますね。
なお、7月17日(日)には、温故知新の会・郷土歴史講演会「地口絵に見るユーモア」が開催されます。講師は岡﨑学さんです。残席が少なくなってきましたので、興味のある方はお早めにお申し込みください。
では最後に問題です。次の地口絵の元句は何でしょう? 地口は「釜むれないに飯しこげるとは」です。ヒントは、百人一首にある和歌の下の句です。答えは、けやき館に来て確認してください (*^▽^*)
みなさんのお越しをお待ちしております。