2022年07月17日
第176回 温故知新の会「地口絵に見るユーモア」を実施しました
みなさん、こんにちは。
最近は戻り梅雨のようになったり暑くなったり、天候が目まぐるしく変化していますが、いかがお過ごしですか?
本日けやき館では、第176回温故知新の会・郷土歴史講演会「地口絵に見るユーモア」を開催しました。講師は、はむら自然友の会代表で羽村市郷土博物館登録郷土研究員の岡﨑学さんです。
講演では、岡﨑さんご自身が多摩地域の祭礼や地域の祭りで撮影した地口行灯(じぐちあんどん)の写真を使いながら、行灯(灯籠ともいいます)に描かれた地口絵について、絵解きの楽しさを解説してくださいました。
江戸時代の中期ころから始まったとされる地口絵は、ユーモアたっぷりの言葉遊びを表現していて、ウィットに富んだ文言(地口)が愉快な絵に添えられています。
講演の中では、クイズ形式で次のような写真も紹介しました。左の地口は「喰い過ぎけんちん」、右の地口は「太鼓を日で干す」です。 元句は、どちらも有名な戦国大名の名前ですが、分かりますか?
次回の温故知新の会は、隅内利之さんの「論理的思考力を育む課題追求型授業」です(8月7日実施)。
みなさんのご参加をお待ちしています。