tour 瑞穂町文化財めぐり

文化財めぐりマップ

紙本着色観心十界図しほんちゃくしょくかんしんじっかいず 都指定有形民俗文化財

指定
平成元年3月24日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町箱根ケ崎132

仏教的な世界をわかりやすく説明した図。日本全体で13点のみ現存するものの1つで室町時代末期に制作されたもの。箱根ケ崎・円福寺の所蔵。毎年2月15日の涅槃会(ねはんえ)で展観。

紙本着色観心十界図

福生寺観音堂ふくしょうじかんのんどう 町指定有形文化財

指定
昭和48年3月20日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町殿ケ谷1129

舞い降りる鳥の翼のような美しい急勾配の屋根を持つ観音堂。堂内に吉川緑峰の天井絵がある。天保13年(1842年)に再建。

福生寺観音堂

中興開山月叟壽像ちゅうこうかいさんげっそうじゅぞう 町指定有形文化財

指定
昭和48年3月20日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町殿ケ谷1129

福正寺の中興をなした名僧の像。明暦3年(1657年)以降まもなくの制作と思われる。

中興開山月叟壽像

阿弥陀如来像あみだにょらいぞう 町指定有形文化財

指定
昭和48年3月20日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町石畑1708

金泥を施した寄木造の像。江戸時代の仏師の墨書銘がある。石畑の阿弥陀堂に安置される。

阿弥陀如来像

御嶽神社本殿みたけじんじゃほんでん 町指定有形文化財

指定
昭和48年3月20日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町石畑1848

一間社、入母屋造、総桧材。彫刻のみごとさで知られる。制作は旧石畑村の棟梁・鈴木広宝で、弘化2年(1845年)に完成している。天保5年(1834年)に書かれた本殿の絵図面も現存する。

御嶽神社本殿

吉野岳地蔵堂よしのだけじぞうどう 町指定有形文化財

指定
昭和52年5月28日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町石畑1805-1

旧青梅街道と残堀川が交差する石畑地区にある総欅(けやき)の地蔵堂。堂内には享保4年(1719年)の刻銘がある石造地蔵尊が安置されている。

吉野岳地蔵堂

加藤塚跡地かとうづかあとち 町指定旧跡

指定
平成25年2月28日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町箱根ケ崎315

都道166号線(旧国道16号線)沿いの加藤神社の境内にある。武田勝頼家臣の加藤丹後守景忠を埋葬したという伝承で知られる。

加藤塚跡地

神明神社の欅しんめいじんじゃのけやき 町指定天然記念物

指定
昭和48年3月20日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町石畑1773

樹齢約千年の伝えを持つ欅。地域で大切に守られてきた。新編武蔵風土記稿に「社木に欅(けやき)の大木あり」と記されている。

神明神社の欅

多羅葉樹たらようのき 町指定天然記念物

指定
昭和48年3月20日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町殿ケ谷1129

殿ケ谷・福正寺境内にある。樹幹83センチメートル、樹高12メートル。葉裏に仏教の経文を書写したといわれる。

多羅葉樹

浅間神社の檜せんげんじんじゃのひのき 町指定天然記念物

指定
昭和48年3月20日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町箱根ケ崎2598

参道入口に門柱のように立つ2本の檜。推定樹齢約350年。樹幹約3.6メートル。社域全体がよく鎮守の森の面影を残している。

浅間神社の檜

五輪様のかきの木ごりんさまのかきのき 町指定天然記念物

指定
昭和52年5月28日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町駒形富士山376-4
(富士山公園内)

推定樹齢300年とされる野柿。樹幹2.4m、樹高14メートル。樹下に2基の五輪塔がある。

五輪様のかきの木

殿ケ谷の山車とのがやのだし 町指定有形民俗文化財

指定
平成18年7月6日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町殿ケ谷1034-2

安政年間(約150年前)に制作されたと伝えられる一本柱建ての人形山車で、正面の「三匹竜」をはじめ迫力ある多くの彫刻が施されている。囃子舞台の天井絵「雲竜図」もこの山車の特徴。地区の祭礼では囃子と共に象徴的な存在として受け継がれている。

殿ケ谷の山車

石畑の山車いしはたのだし 町指定有形民俗文化財

指定
平成18年7月6日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町石畑1848

明治初期(約140年前)に地元石畑の大工・吉岡助右衛門が、御嶽神社の欅を使って建造したと伝えられる。一本柱建ての人形山車で、多摩周辺ではほとんど類例のない「中建て方式」という特徴をもつ。地区の祭礼では囃子と共に象徴的な存在として受け継がれている。

石畑の山車

殿ケ谷の神輿とのがやのみこし 町指定有形民俗文化財

指定
平成24年3月22日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町大字殿ケ谷1034-2

慶應2年(1866年)、海老屋忠蔵藤原陸和(江戸大門通小伝馬町三丁目)により制作され、明治初年以来140年間、殿ケ谷の鎮守須賀神社祭礼に御霊代を受け、渡御に使用されている。本神輿は、江戸神輿の中でも大きい部類に入り、江戸中期から末期の宮大工全盛時代に制作されたもので、建造時の構造・材質・施工が残されている。

殿ケ谷の神輿

高根の神輿たかねのみこし 町指定有形民俗文化財

指定
平成24年3月22日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町大字高根94-8

江戸末期から明治にかけて活躍した、高根出身の宮大工伊東清右衛門により建造され、明治初年以来140年間、高根の鎮守高根神社祭礼に御霊代を受け、渡御に使用されている。本神輿は、屋根部分が未完成ではあるが、錺金具の装飾を一切施すことなく、素木を主体としており、他例に見られない親柱の「鳳凰・龍・虎・亀」の彫り抜きが異彩を放っており、神社建築技術と木彫りの粋が結集された神輿である。

高根の神輿

石畑重松囃子いしはたじゅうまばやし 町指定無形民俗文化財

指定
昭和48年3月20日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町石畑

所沢に居住した古谷重松が江戸時代末期に考案したと伝えられる。

石畑重松囃子

箱根ケ崎獅子舞はこねがさきししまい 町指定無形民俗文化財

指定
昭和48年3月20日指定
所在地(伝承地)
瑞穂町箱根ケ崎

成立の由来については未詳であるが、安政4年(1857年)に獅子頭の再建及び明治26年(1893年)に臨時祭礼を行い、獅子舞を奉納したことが記録に残されている。

箱根ケ崎獅子舞

石畑の神輿いしはたのみこし 町登録有形民俗文化財

登録文化財
令和2年2月27日
所在地(伝承地)
瑞穂町石畑1848

石畑の神輿は、瑞穂町石畑地区に伝わる神輿で、総体的に金箔押しの彫刻、金色鍍金の錺金具、朱漆の井垣、軒裏の朱漆の二軒繁垂木など、大正期から昭和期にわたって建造された贅を尽くした神輿の典型例です。大正期から昭和期にかけて多く建造された神輿の一つですが、同年代に建造された多くの神輿は、戦災による焼失等の理由により現存数は少なく、建造当時の姿を残す貴重な神輿です。

石畑の神輿