2023年12月09日
企画展「オオタカ展」ギャラリートーク第2回目
みなさん、こんにちは。
企画展「オオタカ-鷹とその文化-」の関連イベントとして、第2回目となるギャラリートーク、鷹匠イベントを開催しました。
講師は日本鷹匠協会尾作会長、村野副会長とけやき館学芸員です。
前回も好評でしたが、今回もまた多くの方に来ていただきました。企画展示室一杯となってしまい、見にくくなってしまった方には申し訳ございません。
今回はオオタカの生態に関する質問が多かったです。タカの羽の生え代わり、タカの成長についてなど、たくさんの質問がありました。
〈展示解説をする尾作会長〉
また、歴史については、展示の入れ替えを行い、新しく展示した古文書の紹介などもしました。
瑞穂町や多摩地域が尾張家の鷹場であると聞いてことがあるという方も、実際にどの村が鷹場だったのか、どのような支配がされていたかはご存知ないのではないでしょうか。
そんな鷹場の実態についても紹介しました。
続いて、鷹匠イベントは鷹匠と鷹匠の間を行き来する振替などを行なっていただきました。
〈鷹匠イベント中の尾作会長、村野副会長〉
本来なら、人やカメラに神経質なはずのオオタカも、そんなそぶりを見せず鷹匠の合図通りに飛翔します。
〈日本鳥類保護連盟の小宮輝之会長(元上野動物公園園長)〉
今日はお客様として、上野動物公園の元園長小宮輝之さんがいらっしゃいました。小宮さんは動物の足跡の拓本(足拓)を紹介されたことで有名になり、けやき館の常設展示室のたぬきの足跡も監修していただきました。
今日もオオタカを興味深く観察されていました。
企画展「オオタカ-鷹とその文化-」は2024年1月8日(月・祝)まで開催しています。
ぜひお越しください。