2024年08月25日
温故知新の会「江戸時代の警察組織と罰」を開催しました
みなさん、こんにちは。
毎日残暑が続き、暑さは一向に収まる気配がありませんね💦
けやき館では今日、第226回温故知新の会「江戸時代の警察組織と罰」を開催しました。講師は、瑞穂町文化財保護審議会委員で瑞穂古文書を読む会の代表の務める塩島清志さんです。
江戸時代の警察組織としては、江戸において町奉行・勘定奉行・寺社奉行があり、その特徴としては縦割り組織で弊害が多かったこと。瑞穂町の旧村々では、箱根ヶ崎村や殿ヶ谷村などは幕府領(いわゆる天領)、富士山村や二本木村などの旧元狭山村は旗本領で支配者が異なっていたことや、関東取締出役や寄場組合といった治安維持組織の説明がありました。
また、江戸時代の刑罰の種類や現代との違いなど、具体的な例を交えて詳しく話してくださいました。時代劇などを見て、分かっているようで実はよく知らなかった江戸時代の実像について、理解を深めることができた講演会になりました。
これから、けやき館で開催する温故知新の会は、以下の通りです。
・9月1日(日) 体験教室「東京だるまの絵つけ体験」 ※定員に達しました
・9月21日(土) 自然に関する講演会「定点カメラが見た野鳥たち」 受付中
・10月6日(日)・13日(日) 地域の産業「東京狭山茶手もみ実演」 9月5日(木)より受付開始
・10月20日(日) 歴史講演会「消え去った言葉たち」 9月20日(金)より受付開始
みなさんのお越しをお待ちしております。