2024年02月28日
爲國さん家の雛飾り③
こんにちは。
今回も開催中の企画展「ひなまつり展2024」より、「爲國(ためくに)さん家(ち)の雛飾り」の一部を紹介します。
前回に引き続き、伝統工芸を用いた雛飾りについて取り上げます。
まず見ていただきたいのが、博多帯雛です。
〈博多帯雛〉
かわいらしい男雛・女雛が表面、裏面に縫われています。
ちなみに聞いたところでは、爲國さんの成人式の時にはこの帯を使われたのだそうです。
ふぐ雛はもちろん、山口県の伝統工芸、萩焼です。
萩焼は毛利家が萩へ本拠を移した際、陶工を連れてきて始めたとされ、400年の歴史を持ちます。
愛嬌のある雛飾りですが、本当によく見つけられたなと思いませんか。
〈ふぐ雛〉
そして、阿波藍で有名な徳島県の藍染め雛。
こんなに雛飾りのバリエーションが豊富なことに驚くのではないでしょうか。
〈藍染め雛〉