2022年04月10日
第161回囲炉裏端で語る昔話
みなさん こんにちは。
令和4年度初めての囲炉裏端で語る昔話が、瑞穂の民家で行われました。
「昔の思い出話⑩」語り部は、森田要助さんです。
森田さんは生まれも育ちも瑞穂町で、ただ今89才だそうです。
今日も「久しぶりに要ちゃんの顔見たいと思って来たよ」と
同じように瑞穂町で過ごされてきたお友達も一緒に、囲炉裏を囲みました。
今まで沢山の瑞穂での思い出話をしてくださった(今回で10回目)森田さんですが、
本日は冒頭ウクライナとロシアの話しから、小学校5~6年生の頃の話をしてくれました。
森田さんが小学校5~6年生の時とは、昭和19~20年、第二次世界大戦末期です。
ここ瑞穂でも、毎日のように空襲警報がなり、小学校からの緊急下校中に爆撃から身を守るために茶木の根元に身を潜めたこと、
自宅の庭の防空壕に逃げ込んだこと、焼夷弾の光、八王子の空が真っ赤になったことなど、ご自身の体験されたこと、
8月15日の玉音放送を聞いた時は、「もう防空壕に入らなくていいんだと心から嬉しかった。」
と子供らしい素直な気持ちを話されました。
森田さんは、
「政治家も戦争を体験していない人が増えてきている今、こういう話は子供達にも知って欲しい。」とおっしゃっていました。
次回の囲炉裏端で語る昔話は 4月24日(日)10時15分~ 「あんな話 こんな話 聞きに来て!②」
語り部:ピーターパンダ です。
みなさんのお越しをお待ちしております。