2023年09月02日
絵本原画展(更に少しだけ)展示替え
みなさん、こんにちは。
9月に入ったとはいえ、まだまだ暑さ対策が欠かせませんね。
さて、2階展示ギャラリーで開催中の「伊藤知紗 絵本原画展~昆虫観察日記~」のうち、てくてく日記コーナーの3度目の展示替えを行いました。
今までは「擬態編」でしたが、今日から「交尾産卵編」となります。
〈てくてく日記~交尾産卵編~〉
伊藤さんのブログ「てくてく日記」にも、昆虫の交尾や産卵の様子はよく取り上げられています。
ここでも伊藤さんの観察が光ります。
ハムシの産卵では、卵を自身の糞でコーティングして、孵化した幼虫は糞を蓑にして過ごすそうです。
〈ハムシの産卵の様子〉
こちらはカメムシの卵に、寄生バチが産卵する様子も。
こんな早いうちから昆虫たちの生存競争が始まっています。
〈”産卵中”より寄生バチの産卵〉
競争といえば、ミノウスバの産卵の記事では、産卵の最中に複数のオスが群がっています。
交尾を済ませた後、産卵を済ませますが、次の世代に命をつなぐ場面をわかりやすく解説されています。
〈ミノウスバの交尾産卵〉
伊藤さんのブログも更新されているので、ご覧ください。
展示は9月24日(日)までです。
ぜひ、ご来館ください。