2024年09月07日
インド藍 板締め染色教室
本日9月7日(土)は「インド藍 板締め染色教室」を開催しました。
瑞穂町には伝統産業であった村山大島紬という織物があります。
本日は、その村山大島紬の大きな特徴である“板締め”という染色の技を使い、インド藍でストールを染める体験をしていただきました。
講師は、日本の伝統工芸士であり、村山大島紬伝承会会長でもある小山典男さんです。
同じく村山大島紬伝承会の鈴木勇さんにもお手伝いいただきました。
この刻みの入った板に、ストールを挟みます。
どのような模様をどのあたりに出したいかを先生にお伝えし、相談しながら布を配置し挟んでいきます。
圧力をかけ締め上げた板の塊をインド藍の染液に浸し、出してしばらく酸化させたあとに板を外します。
この、板を外して染まり具合を目にする時と、ストールを広げ模様の出方を目にする時が感動です!!
染まったストールを広げ乾燥させます。
本日も天候に恵まれ、あっという間に乾きました。芝に藍色が映えます。
とても素敵なストールが染まり上がりました。
同じような刻みの板でも、布の置き方でこんなにも染まり方が変わります。
2つと同じ染めにはならないのも魅力です。
参加くださったみなさま、講師の小山さん、鈴木さん、ありがとうございました。
次回の染色体験教室は来年春あたりでしょうか。
またいろいろと企画準備いたしますので楽しみにお待ちください。