2023年09月23日
写真展「里山の花」が始まりました
みなさん、こんにちは。
今日は彼岸の中日。暑さもようやく一段落してきましたね。
けやき館では、写真展「里山の花 ALL Beautiful& ALL Wonderful」が始まりました。
昨年に続き、森林インストラクターの久保田鷹光さんが、新たに撮影した作品を中心に40点以上を展示しています。初日の今日は久保田さんご本人もいらしてくださいました。
狭山丘陵など、瑞穂町内や近隣の丘陵に広がる「里山」で、陽春から初秋にかけて撮影した草花の写真は、どれも力作ぞろいです。
会期は10月29日(日)までです。会期中、
・10月7日(土) 14時から、ギャラリートーク
・10月22日(日) 13時30分から、温故知新の会・自然に関する講演会「花そして、タネ」
を開催します。
ひっそりと、可憐に咲き誇る草花たちを、是非ご覧にいらしてください。
みなさんのお越しをお待ちしております。
2023年09月17日
第204回温故知新の会 文学講演会「銀河鉄道の父と子―童話『なめとこ山の熊』の謎」
こんにちは けやき館です。
本日、第204回温故知新の会 文学講演会「銀河鉄道の父と子―童話『なめとこ山の熊』の謎」を開催しました。
宮澤賢治の父との関係や、当時としては相当高価であったレコード収集についてなど、様々な面から賢治を考察したお話をしていただきました。
次回温故知新の会は10月8日(日)、15日(日)の地域の産業「東京狭山茶手もみ実演」です。
皆様のご参加をお待ちしています。
今後の温故知新の会については、けやき館ホームページをご覧ください。
トップページ
2023年09月17日
第7回 けやき館 月見の会
暑い日が続いていますが、もう直ぐ十五夜ですね。
瑞穂町では、昔から新暦の9月15日に月見をするという風習があります。そのため、けやき館ではその風習に習い、毎年9月15日に月見の会を開催しています。
今回は、初めに「赤とんぼ」などをギターとハーモニカの演奏で歌唱し、瑞穂町のボランティア団体「おはなし企画」の皆さんにブラックシアターの『蜘蛛の糸』などを上演していただきました。
今年の中秋の名月と満月は9月29日です。当日は、きれいな月が見られると良いですね。
2023年09月16日
「古民家で楽しむ紙芝居」で新作を上演しました
みなさん、こんにちは。
9月も半分を過ぎましたが、今日も暑いですね。
本日けやき館では「古民家で楽しむ紙芝居」を行いました。上演したのは新作の「僧に化けた貉(むじな)」で、絵はイラストレーターのtomoeさんが描いてくれました。
昔々、箱根ヶ崎の宿に泊まったお坊さんが、実は‥‥‥。
化けていたんですね。
もう一作品は、町の図書館で借りた「こんやのおかず」です。豆腐とこんにゃくが一対一の勝負を行った結果‥‥‥。
思いもよらない結末のお話でした。
「古民家で楽しむ紙芝居」で上演するオリジナル作品は、今回で記念すべき10作目となりました。
過去の各作品はYouTubeでもご覧いただけます。また、今回の「僧に化けた貉」も撮影・編集が終わり次第アップしますので、「古民家で楽しむ紙芝居」または作品名で検索してみてください。
これからも新旧の作品を織り交ぜつつ、「古民家で楽しむ紙芝居」をみなさんにお届けしていきます。
次回の上演は11月18日(土)の予定ですので、どうぞお楽しみに!
こんにちは。
9月に入り、暦の上では秋、お月見の季節になります。
ミニ展示でも、「十五夜」として、十五夜の月見の展示をしています。
〈ミニ展示「十五夜」〉
お花は薄(ススキ)や女郎花(オミナエシ)、吾亦紅(ワレモコウ)が彩りを添えます。
〈十五夜の花〉
猫の手拭いも素敵ですよね。
〈月明かりに猫の手拭い〉
また、お月見団子は各地のお月見団子を紙粘土で飾っています。
〈お供えの団子〉
これらの作品は瑞穂第二中学校の職業体験実習の生徒さんに作ってもらいました。
〈お供えの野菜〉
そして、供える野菜は瑞穂中学校の職業体験実習の生徒さんに作ってもっています。
ミニ展示は、18日(月・祝)まで展示しています。
皆さん、こんにちは!
まだまだ暑い日が続きますが、朝晩は少し秋めいてきましたね。
今日は折り紙教室を開催しました。
お題は「お月見」。
十五夜の満月は今月の末ですが、一足早くお飾りに加えてお月見を味わってください。
来月は十三夜もあるので長く楽しんでくださいね。
次回は10月21日(土)です。
皆さんの参加をお待ちしています。
2023年09月15日
瑞穂中学校の職場体験実習 ~その2~
みなさん、こんにちは。
けやき館では、15日(金)まで瑞穂中学校の職場体験実習を受け入れていました。
先日のブログでも、1、2日目の実習の様子を伝えてきました(9月12日参照)。
今回のブログは後半として、3~5日の様子をご紹介します。
3日目は、解説パネルを作成です。生徒がけやき館や耕心館についての勉強をして、一人一項目パネルの原稿を作成するというものです。
この原稿を基に、書式などをそろえて後日、エントランスに展示する予定です。
〈解説パネルの原稿作成中〉
また、接客接遇も欠かせません。
来館者の方はいろいろな目的をもって来館されますが、きちんと対応できて一人前です。
挨拶や目的に応じて、きちんと応対できるように、生徒同士でシミュレーションをしています。
〈接客のシミュレーション〉
4日目のこの写真は、土器の拓本を採っている様子です。
土器の大きさや模様を記録する方法として、拓本もその一つです。
初めての経験のため、なかなか難しかったようです。
〈土器の拓本を採る様子〉
最終日には、展示解説の練習もしてもらいました。
展示解説は、簡潔に、わかりやすく、できれば相手の興味を探りつつ伝えることができると、満足度の高いものとなります。
始めはみなさん苦戦していたものの、繰り返し練習することで、しっかりと解説できるようになりました。
〈展示解説の実演〉
5日間、大変なことも多かったと思いますが、とても頑張ってくれました。
本当におつかれさまです。
2023年09月12日
瑞穂中学校の職場体験実習 ~その1~
みなさん、こんにちは。
けやき館では、9月11日(月)から15日(金)までの期間で、瑞穂中学校の職場体験実習として、2年生三人を受け入れています。
昨日(初日)の午前は、常設展示室を中心に館内を見て回るとともに、展示内容やけやき館で行われるイベントなどについて説明を受けました。
午後は、けやき館周辺の史跡見学に行き、自分たちの身近な場所に遺る石造物や周辺の地形などについて学びました。
2日目の今日は座学が中心で、午前は町の自然について、午後は町の概要と歴史について、耕心館に来ている職場体験の生徒と一緒に講義を聞きました。
そして終了間際には、瑞穂ケーブルテレビで職場体験実習をしている生徒が来て、生徒が生徒にインタビューを行いました。このインタビューは9月24日(日)から瑞穂ケーブルテレビで放送されます。
職場体験は15日(金)まで行っていますので、けやき館にいらした際に中学生を見かけたら、ぜひ声をかけてください。
2023年09月10日
第191回囲炉裏端で語る昔話
皆さん、こんにちは!
台風が去ったあとの蒸し暑い日ですね。
今日は、瑞穂の民家にて囲炉裏端で語る昔話「箱根ケ崎よもやま話」②が開催されました。
語り部は久保田吉範さんです。
パソコンとプロジェクターを使い、昔の写真、地図などから詳しくお話しされました。
青梅街道と日光街道が交差する宿場町であった箱根ケ崎は、昔栄えていてにぎわっていたそうです。
街道にあった石灯籠は狭山ヶ池に移築されたり、街道の何もない所に立っていた一本杉は、横田基地の離着陸の飛行機の
妨げになるため伐採されたりとか・・・。
ほんの些細な事をたくさん知ってる久保田さん。
これからも楽しいお話がいろいろ聞けると思います。
次回は9月24日(日)、町田陽生さん(図書館長)による「小学校の思い出」です。
皆さんのご来館、お待ちしています。
2023年09月09日
瑞穂第二中学校の職場体験実習
みなさん こんにちは。
今回は中学校の職場体験実習の活動内容をお知らせします。
瑞穂町郷土資料館では、職場体験実習の受け入れしています。
職場体験実習とは、生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動のことで、当館でも地元中学生を毎年受け入れています。
9/5~7まで、瑞穂第二中学校の生徒さんが体験をしました。
その様子の一部をお伝えします。
この写真は1日目の施設ガイダンスの様子です。展示や施設などを見てもらい、けやき館でどのような展示、イベントなどが行われているのか解説しました。
〈常設展示解説を聞いています〉
また、瑞穂町の歴史についても知ってもらいます。
写真は年表に、並べ替えクイズ形式で瑞穂町の出来事を当てはめているところです。
3人で互いに調べ合いながら着々と進めています。
〈瑞穂の出来事を調べ中〉
このだんごは、生徒さんが紙粘土で作ってくれた月見団子です。
いろいろな地域の月見団子を色や形を工夫しながら作ってくれました。
これらは十五夜のミニ展示で展示します。
〈完成した月見団子〉
この他にも、3日間を通して勉強したことを活かして、常設展示室のめくりクイズを新たに一人一問ずつ作ってもらいました。
自分たちで題材を探し、文言や解説を考えて作ってくれました。
早速設置しましたので、いつでも新しい問題にチャレンジできます。
〈めくりクイズを設置中〉
このような活動を通じて、生徒さんはけやき館での職場体験を終えました。
本当に3日間お疲れさまでした。