TEL.042-568-0634

開館時間
9:00〜17:00
休館日
第3月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日

ブログ

20230812

企画展「昆虫のふしぎ、ここがすごい!」ギャラリートーク

残暑お見舞い申し上げます。連日暑い日が続いていますね💦

けやき館では、企画展「昆虫のふしぎ、ここがすごい!」の関連イベントとして、ギャラリートークを行いました。

解説してくれたのは、企画展の展示パネルに使用した昆虫写真の撮影者で、瑞穂自然科学同好会の宮﨑豊さんと、けやき館の谷亀高広学芸員の二人です。

今回の企画展の中心となる4つのテーマ(「変態」・「寄生」・「擬態」・「毒」)について、宮﨑さんが展示写真の昆虫に関連することを解説し、谷亀学芸員が補足説明しました。

宮﨑さんはこのギャラリートークのために、わざわざ資料を作りったり、展示にはない昆虫の写真をファイルして用意してくれました。

参加者は子供から年配の方まで、昆虫好きのみなさんが集まって予定時間をオーバーするほどの有意義な時間となりました。

企画展「昆虫のふしぎ、ここがすごい!」は、9月24日(日)まで開催しています。みなさんのお越しをお待ちしています。

20230810

夏の特別工作教室「卓上手織り体験」

本日は、夏の特別工作教室「卓上手織り体験」を開催しました。

よこ糸に新聞紙を使い、卓上織機での織り体験です。

カラフルな新聞紙を織り込んでいます

みずほ染織伝承会の皆さんに教えていただき、参加してくれたみなさんは一生懸命!

最後まで集中して、すてきなコースターが織り上がりました。

参加してくださった皆さんも、みずほ染織伝承会の皆さんもありがとうございました!

20230806

伊藤知紗 絵本原画展ギャラリートーク

みなさん、こんにちは。

昨日、開催中の特別展「伊藤知紗 絵本原画展~昆虫観察日記~」のギャラリートークを開催しました。

〈ギャラリートークの様子〉

絵本作家の伊藤知紗さんに、展示で取り上げた2作の絵本、そして絵本作りについてお話していただきました。

 

〈絵本作家の伊藤知紗さん〉

 

絵本を作る際のこだわりとして、〝実際に見たものを描く“と仰っていたことが印象に残りました。

当たり前のように思えるかもしれませんが、実践するのは大変です。

「むし、おきあがれるかな」では、虫の起き上がりの様子を実際に見るだけでなく、写真や動画を何度も見直して描いたそうです。

ダンゴムシが起き上がるための、こちらに腹部を向けた描写の難しさ、テントウムシが一瞬翅をひろげて起き上がる様など、一枚の絵になるまでには、苦労と工夫が詰まっているということがよくわかりました。

しかも、絵本には登場しなかった虫たちも観察しているのですから、大変なものです。ですが、実際に見たものを描くことで、絵に説得力が生まれるのだそうです。

伊藤さんのブログも参照してみてください。

新刊本 てくてく日記 (fc2.com)

「うんちみたいな、むしがいた」でも、住まわれている飯能市で実際に出会った虫たちと自然を題材にしています。

 

〈擬態する虫について〉

 

伊藤さんは数箇所定期的に巡回している観察スポットがあり、普段から観察を続けることで細かな変化や発見をして、そうした経験を基に絵本に活かしているのだそうです。

絵本での自然描写も、観察したものと全く同じではありませんが、鳥糞擬態する虫たちの食草や食痕に至るまで、とても気を配って描かれています。

絵本として表現することについては、ラフ原稿(絵本にするためのイメージを描いた下絵、スケッチ)を基に、どのように絵本の構成が変わっていったのか語られています。

これはとても興味深く、編集者とのやり取りの中から、テーマを見つめ直して、内容をそぎ落としたり、追加したりしながら絵本の体裁になっていくとのことでした。

具体的には、「むし、おきあがれるかな」では、登場する順番が当初はカブトムシが初めだったのを最後に回すことで、庭先にいるようなダンゴムシから、徐々にテントウムシ、オジロアシナガゾウムシ、カブトムシと林・森へと導かれる形をとっています。

〈絵本のラフ画との違い解説〉

 

絵と写真との表現方法について。

写真絵本など、絵本を写真で表現することは可能です。それでも絵で表現するについて、描き込まないことで想像させることができると仰っています。

確かに写真はリアルな表現手法ですが、小さな子どもが怖がってしまうこともあるそうです。

でも、絵であればタッチを変えることで柔らかいタッチも、デフォルメを加えることも可能です。

そして、描くことで生まれる絵の余白、絵と絵の間から次への展開を想像させることができるのです。

 

ギャラリートークに参加された方も、自然に詳しい方、何度も展示を見に来てくださっている方と関心の高い方ばかりでした。

ギャラリートークの時間が終わっても、伊藤さんとの虫談義、絵本談義が尽きないようでした。

〈参加者との質疑のようす〉

 

展示は9月24日(日)まで開催しています。

「てくてく日記コーナー」の展示替えも予定していますので、ぜひご来館ください。

20230806

第201回温故知新の会 特別講演会「平和へのメッセージ」

こんにちは けやき館です。

 

本日、第201回温故知新の会 特別講演会「平和へのメッセージ」を開催しました。

当館では、毎年終戦記念の8月に平和の大切さを語り継ぐため「平和へのメッセージ」と題した事業を行なっています。講師は、小学生を対象に戦争体験の語り部を行っている本橋善子さんです。

また、今回は瑞穂第一小学校1年生の東丞一郎君に与那国島の小学1年生が書いた詩『へいわってすてきだね』を朗読していただきました。

本日ご参加の皆様方も「平和の大切さ」を再認識する機会となったことでしょう。

次回8月13日(日)の第202回温故知新の会は、工作教室「プロペラ自動車作り」です。

※こちらはお陰様で満員となりました。

 

今後の温故知新の会については、けやき館ホームページをご覧ください。

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20230804

絵本原画展ギャラリートークのお知らせ

みなさん、こんにちは。

明日、8月5日(土)14時より、2F展示ギャラリーにて、「伊藤知紗 絵本原画展~昆虫観察日記~」の絵本作家、伊藤知紗さんのギャラリートークがあります。
自然・昆虫に興味のある方、絵本に興味のある方、お気軽に参加してください。

〈「むし、おきあがれるかな」より表紙〉

20230802

夏のわくわく工作教室

こんにちは🍉夏真っ盛り いかがお過ごしでしょうか。

夏のわくわく工作教室(^^♪第一週目が終了しました。みんなの思いのこもった作品が出来上がりました。

来週は7、8、9日です。8、9日は若干のあきがありますよ。ぜひご参加くださ~い!

 

20230730

第200回温故知新の会 教育講演会「教育の王道は学校づくりにあり!田嶋定雄先生に学ぶ、私の学校づくり!」

こんにちは けやき館です。

 

本日第200回温故知新の会 教育講演会「教育の王道は学校づくりにあり!田嶋定雄先生に学ぶ、私の学校づくり!」を開催しました。

講師は、隅内教育研究所の隅内利之氏です。

講演では、隅内先生が長年取り組まれてきた小学校の授業の在り方、学校経営について熱くお話ししていただきました。

温故知新の会は、本日の講演で200回を迎えることが出来ました。

これも講師の方や参加者の皆様のご協力あってのことです。

また201回からの温故知新の会もどうぞ宜しくお願い致します。

 

次回8月6日(日)の第201回温故知新の会は、特別講演会「平和へのメッセージ」です。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

詳しくは、けやき館ホームページをご覧ください。

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20230729

ミニ展示「風鈴」

夏真っ盛りですね~。

けやき館の入口に風鈴を飾りました!

夏の風物詩のひまわり、朝顔の他に、麦わら帽子や蚊取り線香、うちわなども

一緒に置いてあります。

水鉢にはカメさんも入っていますよ。

ぜひのぞいて見てくださいね。

皆さんの来館をお待ちしています。

20230728

自由研究お助け隊「どうする!?夏の自由研究?」

はじまりました 自由研究お助け隊「どうする!?夏の自由研究?」

8月31日(木)まで開催しています。

 

 

エントランスホールの窓際で展示しています!

楽しい夏休みがはじまりましたね。

毎日暑くてたいへんですが、宿題ははじめたかな!?

けやき館では “自由研究お助け隊” として、自由研究のためのヒントを展示しています。ぜひ見にきて参考にしてくださいね。けやき館で調べられる冊子も配布していますよ。

この台においてある冊子は、受け付けでもらえます。

参考にした本をご覧になれます。

 

20230727

伊藤知紗氏在廊について

皆さん、こんにちは。

企画展関連展示「伊藤知紗 絵本原画展~昆虫観察日記~」の作家、伊藤知紗氏が7/29(土)14:30より在廊されます。

絵本のこと、自然の観察のことなど、お話いただけますので、お気軽に来館してお声をかけてください。

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