2024年03月24日
第203回囲炉裏端で語る昔話
みなさまこんにちは
寒いですね。春が来そうで来ないですね(;´д`)
みなさん、暖かくしてお過ごしください。
本日の囲炉裏端で語る昔話は、おはなし企画さんによる、「いろいろあってもいいんじゃない?」でした。
子ども向けの絵本からおとなの女性の詩まで、バラエティに富んだラインナップで楽しませてくれました。
中には、万葉集を現代の言葉とノリで表現するなんてコーナーも😊
いつも楽しい企画をありがとうございます。
おはなし企画さんは、4月29日(祝)にも、「花の歌会~万葉集から~」で出演していただきます。
楽しみですね。その前に…
次回の囲炉裏端で語る昔話は、 4月21日(日)10時15分より
「元狭山の昔話⑧」 語り部:栗原増夫氏 です。
皆様のお越しをお待ちしております
こんにちは けやき館です。
本日、けやき館の落語会を開催しました。
ご出演は、お馴染みの古今亭始さんです。
本日の演目は、『ふぐ鍋』『粗忽の使者』でした。
次回のけやき館の落語会は、6月に開催予定です。
始さんの名で行う二つ目最後のご主演です、どうぞお楽しみに!
そして、大変うれしいお知らせ!
真打昇進直後にもけやき館の落語会に出演が決定しました。
けやき館のinstagramもチェックしてください。
2024年03月17日
第215回 温故知新の会「神仏に出会う旅ー社寺参詣の文化と瑞穂ー」
本日は第215回 温故知新の会「神仏に出会う旅ー社寺参詣の文化と瑞穂ー」を開催しました。
本日の講師は、当館学芸員の関口健氏です。
日本民俗学を専攻し山岳宗教史などを研究している関口氏が、さまざまな資料写真を見ながら社寺参詣に関わる話をしました。
「一 江戸の富士塚」とはどのようなものかというところからはじまり、「二 瑞穂にもたらされた札や護符」、「三 町内の石造文化と社寺参詣」と、瑞穂町の身近にある文化財や、当館で所蔵の古文書などからも分かる参詣の形やルートの話、最後には「四 社寺参詣と鉄道 」と御嶽山のケーブルカーの話まで。関口氏のお勧め観光ポイントや少年時代の遠足の思い出なども良かったですね。1時間半、ギュッと濃密につまった大変興味深く面白いものでした。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
みなさん、こんにちは!
今日は折り紙教室が開催されました。
お題は「祈りの花~能登半島の人々に~」です。
お正月に能登半島で起きた地震の被害は未だに大きいです。
その人たちの一日も早い復興に向けて折り紙を作りました。
次回の折り紙教室は、4月20日(土)です。
「こいのぼり」を作ります。
みなさんの参加をお待ちしています。
2024年03月15日
第202回囲炉裏端で語る昔話
みなさん、こんにちは!
3月10日、囲炉裏端で語る昔話「楽しいおはなしいっぱい」が開催されました。
たくさんのお子様たちが参加してくれました。
実際に小学生の男の子がオススメの絵本を読んでくれたり、エプロンシアターとして
ぬいぐるみをエプロンに付けながらお話ししてくれたりしました。
語り部の人達の工夫した内容に小さなお子様たちも大喜びでした。
次回は3月24日(日)、おはなし企画さんによる「令和言葉de万葉集」です。
みなさんの参加をお待ちしています。
こんにちは。
企画展関連展示「瑞穂の匠」より、引き続き見どころを選んでお伝えします。
最終回はパッチワークの鈴木貞子さんの作品を紹介します。
パッチワークは大きさや形、色や柄の異なる布やきれを縫い合わせる技法ですが、手間がかかるため、一つの作品を製作するのがとても時間が必要です。
こちらの作品は「アラベスク」です。
アラビア風(アラビア風植物模様)ということですが、青がとても鮮やかで、唐草模様で全体が構成されています。
幾何学的で何だかエキゾチックな模様ですがアップで見ると…。
〈アラベスク〉
〈アラベスク、右側アップ〉
〈アラベスク、右下アップ〉
このように見ると、実に細かい仕事ということがわかるのではないでしょうか。
続いて、「四重奏」です。
4つのモチーフを、配色を変えながら組み合わせ、一つの模様としています。
〈四重奏〉
こちらもアップしてみましょう。
〈四重奏、右側アップ〉
〈四重奏、中央アップ〉
瑞穂の匠の作品紹介は以上です。
また来年の瑞穂の匠もご期待ください。
こんにちは。
今回も開催中の企画展「ひなまつり展2024」より、「爲國(ためくに)さん家(ち)の雛飾り」の一部を紹介します。
今回は最終回ということで、「爲國さん家の雛飾り」の原点になる雛飾りを紹介します。
この掛軸は、爲國さんのお宅に伝わってきたものです。
〈立雛掛軸〉
いつ描かれたものかはわかりませんが、気品ある顔立ちの立雛です。爲國さんにとってのコレクション第1号とも呼べるものでしょう。
雛祭りというと今はお人形を思い浮かべますが、絵をまつることも多かったようです。
こちらの木目込み人形は、爲國翠子さんの生まれる前に買われたそうです。
その後も守り雛として大切に飾られているとのことです。
〈木目込み人形〉
コーナーの一角にも展示していますが、今回の展示で産地や購入場所が分かったものを地図に落とし込んでみました。
〈爲國さん家の雛飾りマップ〉
いかがでしょうか。北は北海道から南は鹿児島まで、まさに日本全国に散らばっています。
もちろん、これらは爲國さん所蔵の雛飾りの一部ですが、この地図を見るだけで旅をしている気分になれませんか。
こんにちは。
企画展関連展示「瑞穂の匠」より、引き続き見どころを選んでお伝えします。
今回は日本画の橋野弘美さんの作品を紹介します。
「春」は豊かに咲く真っ白な桜の花が印象的な作品です。
繊細で、温かみを持っているのが写真からでも伝わってきませんか。
〈春〉
「熱帯」は小品ながら密度を感じる作品で、トラにギュッとフォーカスされています。
先ほどの「春」の繊細さとは異なった印象をうけませんか。
〈熱帯〉
こちらの作品は水彩画の「嵐の後」です。
〈嵐の後〉
嵐の後のうごめくような、空の不穏な雰囲気が伝わってきます。
画から風も伝わってくるようです。
こんにちは。
今回も開催中の企画展「ひなまつり展2024」より、「爲國(ためくに)さん家(ち)の雛飾り」の一部を紹介します。
前回に引き続き、伝統工芸を用いた雛飾りについて取り上げます。
まず見ていただきたいのが、博多帯雛です。
〈博多帯雛〉
かわいらしい男雛・女雛が表面、裏面に縫われています。
ちなみに聞いたところでは、爲國さんの成人式の時にはこの帯を使われたのだそうです。
ふぐ雛はもちろん、山口県の伝統工芸、萩焼です。
萩焼は毛利家が萩へ本拠を移した際、陶工を連れてきて始めたとされ、400年の歴史を持ちます。
愛嬌のある雛飾りですが、本当によく見つけられたなと思いませんか。
〈ふぐ雛〉
そして、阿波藍で有名な徳島県の藍染め雛。
こんなに雛飾りのバリエーションが豊富なことに驚くのではないでしょうか。
〈藍染め雛〉
こんにちは。
企画展関連展示「瑞穂の匠」より、引き続き見どころを選んでお伝えします。
今回はステンドグラスの八百下樹実子さんの作品を紹介します。
雛祭りということで、男雛・女雛のステンドグラスです。
〈ステンドグラスのお雛様〉
一口に男雛・女雛といっても、種類は豊富です。
八百下さんもいろいろなバリエーションでおひなさまを作ろうと心がけてくれたそうです。
雛祭りの人形も本当に人それぞれのものがあります。
またランプシェードも灯りがつくと、とても暖かく感じられます。
〈ステンドグラスのランプシェード〉
どの作品もかわいらしく、展示している空間が華やぎます。