2021年08月01日
YouTubeで紙芝居 その7
みなさん、こんにちは。
8月になり、夏本番!といった暑さになってきましたが、こんな時こそ「YouTubeで紙芝居」は、いかがですか?
けやき館では、館内の「瑞穂の⺠家」で「古⺠家で楽しむ紙芝居」を開催しています。本日、第7回目の紙芝居動画をYouTubeにアップロードしました。
今回お送りする作品は、「お山の六本松」です。
この作品は、町内の殿ケ谷を舞台にした昔話をもとに作ったものです。紙芝居の絵は、耕心館の職員が描きましたヽ(^o^)丿
昔むかし、殿ケ谷村でお寺を建てることになりましたが、材木がなかなか手に入りません。そこで村人たちが相談し、六道山に住む天狗たちに六本松の切り出しをお願いしたところ……
話しの続きは、ぜひYouTube動画をご覧になってください。
けやき館がお送りするYouTube版「古民家で楽しむ紙芝居」。楽しんでご覧ください。
2021年08月01日
第149回囲炉裏端で語る昔話
みなさま こんにちは。
本当に暑い日々が続いていますが、みなさま体調を崩していませんか。
また、新型コロナウイルスの感染が拡大していますが、不安ですよね。
さて本日の囲炉裏端で語る昔話は、「おもしろ疫病神」語り部;塩島清志さんでした。
はやり病に敏感な時世ですが、昔はどうだったのでしょう。
〈語り部の塩島清志さん〉
昔もはやり病は、天然痘や麻疹、コレラなど、人の命に関わる深刻な問題でした。
しかし、疫病(神)は見ることはできません。
そこで、人々は祈ることで疫病に対処しました。
例えば、しめ縄であったり、厄除けの赤絵や護符(お守り)を貼ったりして、村や家、我が子に疫病や祟りが来ないようにしていたそうです。
〈疫病の歴史を話す塩島清志さん〉
珍しいものとして、仁賀保金七の詫び證文を紹介されていました。
江戸時代の文政年間、疫病神が仁賀保家に入ろうとしたところを金七が見つけ、疫病(痛)神からお詫びの証文を書かたといわれているものです。
この疫病神が書いたとされる詫び證文を家の戸口に貼り、厄除けとすることが流行ったそうで、となりの武蔵村山市にも残っていたそうです。
他にもお住いの長岡地区での伝承や風習についてもお話されていました。
なお、語り部の塩島さんは、瑞穂町周辺の「むかしキツネに化かされた」などの不思議な話も集めているそうです。
もしもそんな話を聞いたことがあるという方はご一報を。
次回の囲炉裏端で語る昔話は、8月22日(日)、おはなし企画による「真夏の不思議な話」です。ご期待ください。