2021年11月30日
YouTubeで紙芝居 その8
みなさん、こんにちは。
11月も今日で最後、明日から師走の12月になります。一年が経つのは本当に早いですね。
寒さと忙しさで体調を崩し、風邪などひかないようにしてくださいね。
さて、けやき館では、館内の常設展示「瑞穂の⺠家」で、「古⺠家で楽しむ紙芝居」を開催しています。本日は、第8回目の紙芝居動画をYouTubeにアップロードしました。
今回お送りする作品は、「殿ヶ谷の将門ばなし」です。
この作品は、町内の殿ケ谷を舞台にした昔話をもとに作ったものです。紙芝居の絵は、瑞穂町出身のイラストレーター・大竹 大空(おおたけ たく)さんが描いてくれました\(^o^)/
昔むかし、青梅に向かう平将門(たいらのまさかど)とその一行が殿ケ谷を通りかかったところ、連日の戦疲れのため病気になってしまいました。そこで近くの神社の神主家族が協力して秘伝の薬を処方したところ……。
話しの続きは、ぜひYouTube動画をご覧になってください。
けやき館がお送りするYouTube版「古民家で楽しむ紙芝居」。
どうぞ楽しんでご覧ください!
2021年11月29日
第155回囲炉裏端で語る昔話
みなさまこんにちは
11月最後の日曜日、とても良いお天気にお出かけしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
けやき館からも狭山丘陵の色とりどりの晩秋の姿を望めます。
おとなりの耕心館のお庭はもちろん、近くのサッカー場の紅葉もとってもきれいです。
瑞穂町では四季折々たくさんの自然を楽しむことができるんですよ。
けやき館から歩いて5分くらいの所には「五輪様の柿の木」と呼ばれている大きな柿の木があります。
この柿の木、枝が垂れ下がるくらい伸び放題、実はもったいないくらい落ち放題。
何故かというと・・・
「五輪様の柿の木は、枝を切っても実を取ってもいけない。その禁忌を犯した者は、男なら痛風に、女ならリュウマチになる」
という言い伝えがあるそうです。
さて、本日の囲炉裏端で語る昔話は、そんな五輪様の柿の木をテーマに
おなじみの‟ティーナとウー”さんが創作した「箱根ケ崎物語」でした。
囲炉裏端で、オカリナやギターの素朴な音色とともに、お話をしてくれました。
次回の囲炉裏端で語る昔話は
「昔あった高根の山車と神社」語り部:池谷功氏です。
みなさまのご参加お待ちしております。
こんにちは けやき館です。
本日、けやき館の落語会を開催しました。
ご出演は、お馴染み古今亭始さん。
今日は始さん、けやき館に来るのに電車を乗り間違えて高尾駅に行ってしまったりと到着までハラハラものでした。
《会場に向かう始さんをパチリ》
演目は『粗忽の長屋』『試し酒』他を披露、始さんの元気な落語で参加者の方にも大いに笑っていただきました。
《一席目を熱演中の始さん》
次回の落語会は、1月8日(土)開催の新春二人会です。
このままコロナ感染者が急増しないことを願うばかり。
寒くなってきました、皆様ご自愛くださいませ。
けやき館のinstagramもチェックしてくださいね~。
2021年11月21日
第160回温故知新の会 郷土歴史講演会「資料にみる狭山茶」
みなさん、こんにちは。
明日は二十四節気の一つ「小雪」。本格的な冬が目前ですが、いかがお過ごしですか。本日けやき館では、第160回温故知新の会で「資料にみる狭山茶」と題する郷土歴史講演会を実施しました。この講演会は、現在けやき館で開催中の企画展「瑞穂の狭山茶」の関連イベントの一つとして行われました。講師は、企画展を担当した当館学芸員の北爪寛之です。
狭山茶と言えば、「色は静岡 香りは宇治よ 味は狭山でとどめさす」の里謡は、地元ではあまりにも有名ですね。今日の講演会では、誕生からおよそ200年の歴史をもつ狭山茶について、江戸時代後期から明治時代初期にかけて、遺された史・資料を用いながら、誕生から広がり・発展を追っていきました。
1800年代前半、京都の宇治茶の製法を取り入れて、狭山茶の技法を生み出したのは、地元の村野盛政と吉川温恭(よしずみ)でした。やがて明治時代になると、茶は生糸と共に主要な輸出品となります。
こうした中で、地元で茶に関わる人びとは、ただ茶を作るだけでなく、いかにして狭山茶を広めブランド化して定着させるかということに腐心したようです。町内の狭山神社境内に建つ「狭山茶場之碑」には、建碑に関わった人物の名が総勢218人も刻まれています。人脈によるネットワーク作りが、いかに大切かが解ります。普段、何気なく飲んでいる狭山茶にも、大変な苦労と努力があったのですね。
企画展「瑞穂の狭山茶」は12月5日(日)まで開催しています。また、館内では展示図録も販売しています。
展示・図録ともども、ご覧いただきたいと思いますので、けやき館へのご来館をお待ちしています。
2021年11月20日
第10回 古民家で楽しむ紙芝居
みなさん、こんにちは。
小春日和が続く今日この頃ですが、いかがお過ごしですか?
本日けやき館では、第10回「古民家で楽しむ紙芝居」を開催しました。上演した作品は、
瑞穂町に伝わる「殿ヶ谷の将門ばなし」と、宮沢賢治の童話「どんぐりとやまねこ」の2作品です。
読み手は、今回も耕心館の長沢副館長が担当しました。
このうち「殿ヶ谷の将門ばなし」は、瑞穂町生まれでイラストレーターとして活躍中の大竹大空(おおたけ たく)さんが、
地元の縁で今回特別に作画を引き受けてくれました。
将門と言えば、学校でも必ず習う、あの平将門(たいらのまさかど)のことです。
関東地方を舞台に大きな反乱を起こしたことで有名な将門ですが、ここ瑞穂町にも将門にまつわるお話があったのです。
今回の「殿ヶ谷の将門ばなし」は、近日中にYouTubeにアップロードする予定です。
また、過去に上演した7つの作品もYouTubeにアップロードしていますので、是非ご覧になってください。
その際は、YouTubeのトップ画面から「古民家で楽しむ紙芝居」と検索してください。
けやき館がお送りする「古民家で楽しむ紙芝居」、これからもどうぞお楽しみに!
みなさまこんにちは
秋が深まってきましたね。けやき館の大けやきの葉もずいぶん落ちて、今年もヤドリギが見えてきました。
本日の親子折り紙教室では、一足先にクリスマスの準備を始めましたよ。
「すてきなサンタさん」です。
今日もたくさんのパーツを作って根気よく組み合わせていきました。
コロナも落ち着いてきています。
去年はソーシャルディスタンスを気にして訪問を控えていたサンタさん
今年は是非来てくださーい❣
来月の親子折り紙教室は、12月18日㈯ 10時15分~です。
みなさまのご参加お待ちしております。
2021年11月14日
第159回 温故知新の会 郷土歴史講演会 「石畑の共有地売却事件-文書類従・解題-」
みなさん、こんにちは。
今回の講演は、「石畑の共有地売却事件-文書類従・解題-」でした。講師は、瑞穂古文書を読む会の村田貞雄さんです。
昭和40年代、瑞穂町の石畑地区で起きた共有地の売却事件について、村田さんが保管した文書をもとに、騒動の解決までの経緯や当時の時代背景について、論じていただきました。
〈講師の村田貞雄さん〉
村田さんが強調されたのは、地域住民の合意でした。特に共有地は江戸時代の入会地の系譜を引く土地であり、地域住民の同意は欠かせない土地でした。
事件となった原因には、地域住民の合意が十分に得られないまま契約の話が進んでしまったことがあるけれど、最終的には地域住民の合意により事件は解決したとのことでした。
これを英語の‘constitution’(構成)と表現されていました。
〈会場の様子〉
50年ほど前の出来事ですが、徐々に歴史になりつつあります。
今回の参加者は、「日頃気にはなっているけど、知る機会がなかったので来ました」という石畑地区の方が多く参加されていました。
こうした出来事は記録し、伝える努力をしなければ、忘れ去られてしまうでしょう。
記録し、語り継ぐ大切さを感じた時間となりました。
さて、次回の温故知新の会は第160回 温故知新の会 郷土歴史講演会「資料にみる狭山茶」です。
現在開催中の企画展「瑞穂の狭山茶」に関連して、江戸時代後期から明治初期の狭山茶について語ります。
講師は当館学芸員の北爪が担当します。
こちらもぜひご参加ください。
こんにちは。
みなさんに質問です。裂き織りってご存じですか?
使わなくなった浴衣や夜具時などの古布を紐状に裂いて、緯糸として織り込んだ織物のことで、資源を余すことなく使い切る江戸時代から続くエコな織物なのです。
昨日けやき館では、卓上手織機を使って裂き織りコースターを作る体験教室を開催しました。
上の写真は織っている様子です。古布によって色んな柄が出来上がります。
こちらが完成品。ステキなコースターが出来上がりました👏
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
また来年も実施予定です。お楽しみに~。
2021年11月07日
第154回囲炉裏端で語る昔話
みなさま こんにちは
あちらこちらの木が赤や黄色に色づいて美しい季節になって来ましたね。
秋を楽しんでいらっしゃいますか?
本日の囲炉裏端で語る昔話は、田中庄次氏による、「基地の話③」でした。
基地の話といっても 今回は、飛行機です。
田中氏は、立川・横田米軍基地で飛行機やヘリコプターの整備、点検などをされていたそうで、
今では見られない飛行機の写真なども紹介していただきました。
この囲炉裏端で語る昔話シリーズでは、時々基地の話が語られます。
横田基地が身近な瑞穂町ならではのお話です。
次回の囲炉裏端で語る昔話は、がらりと変わって創作物語です。
11月28日(日) 箱根ケ崎物語⑤ 語り部;ティーナとウー
みなさまのお越しをお待ちしております。
11月の週末、神社を詣でる七五三を見かけることが多くなりました。
けやき館では、恒例のミニ展示で七五三を紹介しています。
ぽっくり、筥迫(はこせこ)、扇子、かんざしなど・・・。
いつの時代も子供の成長を願う親の気持ちは変わりませんね。