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イベントのお知らせ

インド藍 板締め染色教室

9月6日(土)に、「インド藍 板締め染色教室」を開催しました。

瑞穂町には、村山大島紬という染織の伝統産業がありました。
その村山大島紬の大きな特徴である “板締め” という染色の技を、藍染めで体験していただく教室です。

講師は、日本の伝統工芸士であり村山大島紬伝承会会長でもある、小山典男さんです。
同じく、村山大島紬伝承会の鈴木勇さんにもご協力いただきました。

本来は、糸を先染めするための板にストールを挟み、さまざまな模様が出るのを体験します。

布の配置の仕方でさまざまな模様が生まれます。

ストールを挟み、固く締め上げられた板を、インド藍の染液に浸します。
途中、ひっくり返したりしながら藍を浸透させていきます。

充分に浸したあと、染液から上げ、染液を切ると同時にしばらく空気に晒してから…
いよいよ板を開いてストールを取り出します!

板を外し、布を広げる時は感動の瞬間です!!

すすいで、けやき館の芝の上で乾燥させます。
昨日の台風雨は嘘のよう!青空の下でストールはあっという間に乾きました!

同じように刻まれたように見える板から、こんなにいろいろな模様が出ました。
みなさんの作品をご紹介。

決してふたつと同じ模様の出ることのないこの板締めは、本当に面白いですね。

今度はこんな風に染めたい!など、また参加したいというお声をたくさんいただきました。
参加者のみなさん、講師の小山さん、鈴木さん、ありがとうございました。

 

先月8月に「みずほはたおり探検隊」という、村山大島紬を学び、インド藍の板締め染色と織りを体験する教室が開催されました。
今月9月23日(火・祝)~10月13日(月・祝)には、その教室で出来た作品を展示します。
インド藍の板締め染色作品も観ることができます。

また、10月25日(土)からは、企画展「村山大島紬」が開催されます。
是非お越しください。