令和7年度 みずほ染め織り作品展
本日から、「令和7年度 みずほ染め織り作品展」が始まりました。
この展示は、8月に開催された「みずほはたおり探検隊」の作品展です。
「みずほはたおり探検隊」では、瑞穂町の伝統的な絹織物である「村山大島紬」を題材に、染色と機織りを2日間で体験学習しました。
そこで出来あがった、インド藍の板締め染色作品と裂き織り・コースター織りを展示しています。
<展示会場の様子>
板締め染色は、村山大島紬の大きな特徴である先染めの方法です。
洗濯板のような刻みの入った板の間に挟み込み、締め上げて染めます。
本来の使用方法とは違いますが、絣糸を染める代わりにストールとそれぞれに思い思いの素材を染めました。
Tシャツやパンツ・スカート、大判の布から靴下まで!
<さまざまな板締め染色作品>
同じような刻みの板ですが、素材の置き方によってさまざまな模様が生み出されます。
展示されているストールを見ていただけると良くわかります。
それぞれに違い、また、1本の中でも場所によって表情は違います。
<織りの展示風景>
機織り体験では、簡易機織り機を使い、裂き織りとコースター織りの作品ができあがりました。
タペストリーのような展示をご覧になれます。
会場では、たくさんの作品を賑々しく展示しています。
中には、染めたものにさらに手を入れ完成したものもあります。
自分で紡いだ糸を板締め染色し織りあがった布や、裂き織りで出来た布をバッグのポケットにしたものなどなど。
楽しんで制作されたさまざまな作品を、間近で観て感じていただければ幸いです。
ぜひぜひ、みなさんお誘い合わせの上ご来館ください。
けやき館の限定販売「板締め染色のスカーフ」もありますよ!
そして…
10月25日(土)からは、企画展「村山大島紬」が、けやき館企画展示室にて開催されます。
こちらもお楽しみに!!