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学芸員の小窓

企画展「村山大島紬展」ギャラリートーク

みなさんこんにちは。

今日は現在開催中の企画展、「村山大島紬展」のギャラリートークを実施しました。

村山大島紬とは、瑞穂町の伝統産業の一つで、絹糸を板締め染色の技法で染めることが特徴です。

今回は村山大島紬伝承会の小山典男先生、鈴木勇先生にもご登場いただき、お話ししていただきました。

 〈ギャラリートークの様子〉

まずは、特徴である板締め染色と絣板製造についてです。

絣板に糸を挟んで染めるという工程は初めて聞く方には想像しにくいかもしれません。

染められた糸(絣糸)がこちらになります。この糸に捺染を加えることで、緯糸が完成します。

〈染めるとこのような絣糸になります〉

染色するといっても、何十枚も積み重ねられた板の溝にまで均等に染めるには職人の技が必要となります。

〈小山先生による染色の解説〉

小山先生によると、ボルトを締める際、同じ力をかけないと色にムラが出てしまうそうです。熟練した技術が積み重なって精緻な柄の着物ができているのですね。

〈個性豊かな村山大島紬の着物〉

この他にも、村山大島紬の柄の変遷や村山織物協同組合の歴史について、お話ししました。

みなさま熱心に聞いていただき、聞いている方からの質問もありました。

小山先生、鈴木先生、ありがとうございました。

 

次回のギャラリートークは12月7日(日)14:00~15:00です。

会期は令和8年1月12日(月・祝)までありますので、ぜひお越しください。