学芸員の小窓
企画展「瑞穂のキツネ」ギャラリートーク
みなさんこんにちは。
今日は企画展「瑞穂のキツネ」のギャラリートークを実施しました。
講師は展示の企画者でもある、瑞穂自然科学同好会の村山俊彰さんです。
〈ギャラリートークの様子〉
〈講師の村山さん〉
約10年間にわたりキツネの観察をしてきた、村山さんのエピソードも交えて解説されました。
観察をするにあたり、図鑑などを見て勉強したものの、実際にみるキツネとは行動が多少異なっていることもあり、試行錯誤だったようです。
また、キツネは警戒心が非常に強いため、畑で観察するにも、人が畑で耕作する以前に行かなくてはいけないし、視線を合わせないように工夫をして観察にあたっていたそうです。
観察のサポートになったのは、センサーカメラで、キツネが警戒せずに行動している様子を見ることができます。
また、話が盛り上がったのは、キツネが掘った巣をタヌキやアナグマ、ハクビシンなど他の動物も利用していることがセンサーカメラにより明らかになったことです。
キツネ以外にこれだけの種類が巣を利用していることが分かったのはこれまであまり指摘されてこなかったようです。
〈キツネ観察の時の服装〉
今日も自然、キツネに興味のある方が多く参加してくださり、村山さんとキツネの情報交換を熱心にされていました。また、展示の監修もされた、元上野動物園小宮輝之様も駆けつけていただきました。
関連イベントとしては、8/23(日)の講演会(13:30~)があります。村山さんが講師をつとめますので、ぜひご参加ください。
企画展「瑞穂のキツネ」は9/27(日)まで開催しています。
ぜひ足をお運びください。