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イベントのお知らせ学芸員の小窓

相馬博絵画展ギャラリートーク

みなさん、こんにちは。

本日は開催中の特別展「相馬博絵画展-悠久の光、久遠の刻-」のギャラリートークを開催しました。

作家の相馬博氏に、創作活動や作品の解説について、様々なお話をしていただきました。

〈ギャラリートークの様子〉

〈作家の相馬博氏〉

もともと油絵を使って創作していましたが、色の発色などに着目してアクリルを用いるようになったそうです。

そして円を描いた“circle”シリーズから、円自体が薄くなり、やがて夜空の星のように、更に色味が増して、今回の新作「悠久の光、久遠の刻」へと移り変わっていきます。

細かい話ですが、相馬氏は色の掛け合いを実験しているそうで、「悠久の光、久遠の刻」でも新たな試みをされたのではないかと思います。

〈作品の目の前で答えてもらってます〉

また、一階エントランスホールでは、瑞穂の伝承紙芝居「五郎松・十郎杉」についても解説をしてくださいました。

抽象作品とはまた異なった印象を受ける作品ですが、色の重ね方、こだわりは共通しているのではないでしょうか。

〈五郎松・十郎杉〉