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学芸員の小窓

ジオラマの修理。。。展示物を大切に扱いましょう

郷土資料館の「瑞穂の自然」のコーナーに、狭山丘陵の雑木林のジオラマがあります。初夏から夏にかけて見られる様々な生き物が、あちらこちらに潜んでいます。

残念なことに、いくつかの展示が壊されてしまっていました。植物の葉や花、昆虫の翅などが引きちぎられていたりなど…

今回、ジオラマの中にわけ入り、修理を行いました。

葉の修理はなかなか難しいです

<葉の修理はなかなか難しいです>

落ちてしまったナナフシモドキをテグスで吊ることにしました

<落ちてしまったナナフシモドキをテグスで吊ることにしました>

夜の樹液レストラン
<どの部分を修理したか、わかりますか?>

修理できるならいいだろう、ということではなく、展示物は基本的には触れることなく、大切に見てもらいたいです。十分に修理できないものもあります。

それにしても、ジオラマの中では本当に森林の中にいるように見えますね!
今回修理された部分が自然に馴染んでいるか、郷土資料館の展示室でぜひご確認ください。